詐欺広告対策ガイド
詐欺広告の見分け方から対処法まで、安全なインターネット利用のためのガイド
1. 詐欺広告の見分け方
危険なサイン
- 「今すぐ」「限定」「緊急」などの煽り文句
- 異常に安い価格設定
- 有名人の画像を無断使用
- 「必ず儲かる」「リスクなし」の投資案件
- 個人情報の即座入力を求める
- 日本語が不自然
- 連絡先が不明確
確認すべきポイント
- 運営会社の情報は明記されているか
- 特定商取引法に基づく表記があるか
- 口コミや評判を調べる
- URL(ドメイン)の正当性
- SSL証明書の有無
- 支払い方法の安全性
- 返品・返金ポリシーの有無
2. よくある詐欺広告の種類
投資・副業詐欺
- FX自動売買ツール詐欺
- 仮想通貨投資詐欺
- 「簡単に稼げる」副業案件
- マルチ商法・ネットワークビジネス
- ポンジスキーム
商品・サービス詐欺
- 偽ブランド品販売
- 健康食品・ダイエット商品
- 美容・化粧品の定期購入詐欺
- 激安商品・アウトレット詐欺
- デジタルコンテンツ詐欺
フィッシング・個人情報詐欺
- 偽銀行・クレジットカード会社サイト
- 偽ECサイト(Amazon、楽天等を装う)
- 偽SNS・メッセージアプリ
- 偽セキュリティソフト
- アンケート詐欺
3. 詐欺広告を見つけたら
スクリーンショット保存
証拠として画像を保存
詳細情報記録
URL、時刻、プラットフォーム
当サイトで報告
情報共有で被害拡大防止
プラットフォーム通報
各サービスの通報機能利用
4. 被害を防ぐための対策
情報収集
- 口コミサイトで確認
- 国民生活センター等の注意喚起
- 当サイトの報告事例
冷静な判断
- 即決を避ける
- 家族・友人に相談
- クーリングオフ制度
セキュリティ
- セキュリティソフト導入
- ブラウザの警告に注意
- 個人情報の慎重な扱い
5. プラットフォーム別通報方法
| プラットフォーム | 通報方法 | 対応時間 |
|---|---|---|
| 広告右上の「・・・」→「広告を報告」 | 24-48時間 | |
| 投稿右上の「・・・」→「報告する」 | 24-48時間 | |
| Twitter/X | ツイート右上の「・・・」→「報告する」 | 数時間-数日 |
| YouTube | 動画下の「・・・」→「報告」 | 24-48時間 |
| Google広告 | 広告右上の「広告の選択肢」→「この広告をブロック」 | 数時間 |
| LINE | アカウント→「報告」→「スパム/詐欺」 | 1-3日 |
6. 法的な相談窓口
消費者ホットライン
188
消費生活センター等の相談窓口
受付時間:地域により異なる
警察相談専用電話
#9110
犯罪に関する相談
受付時間:平日8:30-17:15